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- 丹後シルク
- しなやかさと、多様な質感。
シルク生地の産地として、1300年以上の歴史を重ねる中で磨かれてきたのは、常に新しい生地の「表情」を生み出すための技術です。
京都・丹後地方の軟水によって生み出される、しなやかな風合いと、
あらゆる試行錯誤によって編み出された技法により、
丹後シルクは、多様な質感を全国へ、世界へ届けています。

- 水とシルク
- 世界にはシルク織物が織られている地域が点在していますが、その中でも丹後のシルク織物は、風合いの良さと品質が高く評価されています。
- 同じシルクでも、大きな違いが出るその所以は、精練工程に使う「水」の違いにあります。

- シルク織物の風合いは、水で決まる。
- シルク生糸の表面には「セリシン」と呼ばれる成分があり、このセリシンには一定の硬さがあります。
- 繭から取り出された生糸をコーティングしているセリシンを落とし、繊維であるフィブロインだけを残す工程のことを「精練」と呼びます。この精練は水仕事、とにかく水が最も重要。
- 大量の水を使う中で、丹後の水は良質であることから、やわらかく、溶けるような手触りのシルク生地が得られるようになったのです。

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