草木に冷たい露が降りる時期【寒露】
寒露（かんろ）とは、夜が長くなり、草花に宿る露がつめたく感じられるころ。
朝晩の冷え込みは次第にきつくなってきますが、
日中は秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。
澄んだ空気の元、夜空にはより美しくきれいに輝く月が見られます。
地域によっては、空を見上げれば海を渡ってやってきた「雁」などの冬鳥の姿も見ることができるかもしれません。
さらに、本格的に農作物の収穫がはじまり、
農家が繁忙を極める時期。
きのこや栗、秋鮭、そして新米など、秋の味覚で食卓も彩られることでしょう。
素材の味を生かした旬の料理を楽しみましょう。
菊の花がさく頃でもあります。
各地で、菊の展示や菊まつり、品評会が開催されます。
菊には不老長寿の薬効があるとされ、旧暦9月9日の重陽の節句には、菊の花を酒に浮かべた菊花酒を飲む風習がありました。
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朝晩はぐっと冷え込むため、毛布や厚手のパジャマを用意するなど、朝晩の冷え対策を始めてくださいね。
さらに、乾燥肌にも要注意！
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